news20150413

クレジットカードが欲しいと思ったとき、不安になるのは「審査」ですね。
ではクレジットカード審査に通るためには、一体どんなところに気をつければよいのでしょうか?
またどうして審査に落ちてしまうのでしょうか?
クレジットカードの審査の仕方を踏まえた上で、審査に通るコツをお教えします!

審査では何を見られているのか?

クレジットカード審査で「3C」と呼ばれる、3つの観点があります。

Capacity (資力)
Character(性格)
Capital(資産)

あなたのクレジットカード審査は、この3つの観点から行われているのです。

<Capacity (資力)>

キャパシティとは、あなたの収入など、クレジットカードで支払ったお金の返済能力を見るものです。
クレジットカードを発行する大前提として、あなたに「継続して安定的な収入があるかどうか」を判断するのです。以下のような項目があります。

職業
勤務先
雇用形態
勤続年数
年収
借入額

<Character(性格)>

キャラクタとは、「返済者が返済日に延滞なく返済するかどうか」を判断します。
これは申請者の過去のクレジット利用履歴(通常:クレジットヒストリー)から判断されます。クレジットカード会社は、申し込みがあると、申請者のクレジットヒストリーを信用情報機関に問い合わせます。
信用情報機関には、これまでのクレジットヒストリーや信用情報の問い合わせ履歴等、申請者の過去5年間に渡る支払いの遅延情報等が管理されています。

<Capital(資産)>

キャピタルとは、担保となりうる資産を確認します。
特に自宅などの不動産を所有している場合には、返済時の担保として考えられる為、審査以上有利に働きます。
但し、住宅ローンを組んでいる場合は別です(但し、住宅ローンはキャラクタにおいて有利に働きます)
以下のような項目があります。

居住形態
居住年数

クレジットカード審査の方法(スコアリング・システム)

クレジットカードの審査方法は上記の3つの観点を踏まえた上で、スコアリングシステムを利用します。
これは統計学的モデルを利用し、申請者の申し込み内容やクレジットヒストリー等から、スコアリングを行い審査を行うものです。
そしてこれらは基本的にコンピューターにより、総合的に自動判断されます。

ですから、「自営業・年収1000万・開業1年」よりも「会社員・年収300万・勤続年数10年」の方が総合的なパラメータがよくなるのです。

この評価の基準についてはクレジットカード会社は公表していませんが、上記3Cの観点に基づいて、あなたの審査は行われているのです。

審査に通らないのは何故か?

クレジットカード審査通過の最低基準

クレジットカードの審査通過基準は、発行するクレジットカード会社によって異なりますが、一般的なクレジットカードで最低限の基準と言われるものがあります。

信用情報のクレジットヒストリーに延滞などの事故情報が存在しない
年収が200万円以上
勤務年数、居住年数が1年以上である

こうして見ると、そんなに基準は高くはありませんね。
ですがこれは、あくまでこれは目安です。
例えば、クレジットカードヒストリーのない方(クレジットカードを利用したことのない方)は、信用情報がきれい=ない為に、審査評価が低いことがあります(これをホワイト問題と言います)
また、どれだけ年収が多くても、他の要因で審査に通らないこともあるので、年収は最低限はもちろん必要ですが、年収だけでは通らないこともあるということですね。

ブラックリストは存在しないが「信用情報」が存在する

よく支払い遅延を行うと「ブラックリストに乗る」という表現をしますが、厳密にはブラックリストというものはクレジットカード審査には存在しません。
その代わり、「信用情報」というものがあり、これに延滞などの「事故情報」が記録されます。
ですが、ブラックリスト、と言いたくなるのもわかります。

この記録が残ってしまうと、多くの新規クレジットカード申請では一発でアウトになってしまう可能性が高いのです。

現在、日本には3つの信用情報機関が存在します。
CIC(株式会社シー・アイ・シー):信販会社、クレジットカード会社
JICC(株式会社日本信用情報機構):信販会社、消費者金融、流通・銀行・メーカー系カード会社、金融機関など
全国銀行個人信用情報センター:金融機関

これらの機関は、延滞情報などの事故情報が各機関に登録された場合に限り、「CRIN」と呼ばれるネットワークで情報が共有されます。
どこかのカードで延滞などをした場合、まったく関係ないカード申請で審査に落ちたりするのはこのためです。

信用情報はいつまで記録されているのか?

信用情報の登録期間は各信用情報機関ごとに設定されていますが、各信用情報機関を調べたところ、3機関で記録の保持期間は同じでした。

<申し込み情報>
記録期間:6ヶ月
新規クレジットやローンの申請を行った際に、クレジットカード会社が情報を照会した記録です。
<クレジット情報>
記録期間:5年
クレジットカードの利用や支払い状況を表す記録です。
延滞などの情報はここに記録されます。
<利用記録>
記録期間:6ヶ月
クレジットカード会社が、クレジットやローンの利用途上における支払能力を調査する等で照会した事実を表す記録です。

信用情報を照会する

あなたの登録されている信用情報はそれぞれの機関に申請を出すことで、1000円程度で照会することが出来ます。
「身に覚えがないのにクレジットカードの審査に落ちてしまう」と困ったときには、照会してみると、疑問が解決するかもしれません。
但し、照会の回数は最低限に!
この「照会した回数」も、スコアリング・システムの統計に反映されてしまうのです。
この「照会」を「7~8回」した為に、クレジットカード審査にどう考えても落ちないような人が流通系のクレジットカード審査に引っかかったという、冗談のような本当の話があるのです。

クレジットカード審査についてもっと詳しく知りたい方は、「徹底解析!クレジットカード審査の実態に迫る」も参考にしてみてくださいね!

クレジットカード審査に通りやすくなるコツと対策

上記で述べてきた情報でクレジットカード審査は行われますが、それだけですべてが決まるわけではありません。
申し込み時点での記載内容などでも判断されることがあります。

クレジットカード審査に通りやすくなるコツを述べていきたいと思います。

  1. 申込書は丁寧な字で書く

    最近ではインターネットなどで気軽に申し込むことが出来るようになった一方で、未だに紙による申請も一般的に行われています。
    そこで大事なのが、とにかく丁寧に書くこと、です。
    申込書が丁寧に書かれているかどうかは、上記で述べてきた「3C」のキャラクタに反映されると言われています。

    <チェックすべき点>
    枠線からはみ出していないか
    判別が可能であるか
    漢字や送り仮名が間違っていないか
    文字が斜めになっていないか

    丁寧な文字がどこまでクレジットカード審査に響くかは、多少噂の域を出ないという事実もありますが、銀行などでローンを組む場合、銀行は申込書の丁寧さでその人の性格を判断するという事実もあります。
    少しでもリスクを回避したいのであれば、丁寧に書くことに越したことはありません。

  2. 申込書に記入ミスをしない

    クレジットカードの審査では、申し込みフォーム・申込書での記入ミスは審査上、マイナスにつながる可能性があります。
    「真面目さ」「几帳面さ」「丁寧さ」などを重要視する傾向があり、上記で述べてきた「3C」のキャラクタに反映されるのですね。

    <よくある記入ミス>
    電話番号
    メールアドレス
    運転免許証の番号
    住所のマンション名

    長い英文字や数字の記入を間違えるケースが多いようです。
    インターネットからの申し込みフォームでは、間違い防止の対策がされていますが、完全ではありません。
    自分自身で、再確認してから、申し込みボタンを押すようにしましょう。

  3. ウソは書かないようにする

    虚偽申告はとてもばれやすく、またとても印象が悪くなります。
    他社借り入れなどに始まり、家電製品・携帯等の小額のローンまで。
    クレジットカード会社はあなたの情報を確認することが出来ます。
    勤続年数から始まり、居住年数や借り入れ金額などは出来る限り性格に。
    そうしないと、あなたは「自分のお金の管理も出来ない人」というレッテルを貼られ、これもまたキャラクタに反映されます。

    <虚偽申告の許される範囲>
    勤続年数:
    1年未満である場合、クレジットカード審査はかなりのマイナス評価になります。そろそろ一年になるのならば、「1年」と記入するのは許容範囲に入るようです。

    居住年数:
    この項目も1年未満である場合、かなりのマイナス評価に繋がります。ほぼ一年になるようならば、「1年」としておいて許容範囲に入るでしょう。

    年収:
    年収はクレジットカード会社が性格に把握にすることが難しいものです。あなたの勤務している会社に電話をかけて、あなたの年収を聞くということはありません。
    但し、金属先や会社規模から妥当な範囲の年収かどうかはチェックしているようです。
    年収200万を1000万と書いた場合、まずばれるでしょう。
    本当かどうか、証明を出さなければならなくなります。
    但し、190万を200万とキリよく書いたくらいでは、審査にさほど影響しないでしょう。

  4. 他社借り入れは正確に記入する

    他社からのお借入に記入すべきものは、「無担保ローン・無担保貸付」の金額です。
    例えば、住宅ローンは「住宅」を担保にお金を借りるローンなので、有担保ローンとなり、住宅ローンの残高は入れる必要がありません。

    <記入すべき借入れ>
    クレジットカードのリボ払い残高
    クレジットカードの分割払い残高
    クレジットカードのキャッシング残高
    カードローン残高
    消費者金融キャッシング残高
    フリーローン、おまとめローン、ブライダルローン、教育ローンなど

    ・・・全部、ないですか?
    携帯電話本体の分割料金も、記入すべき借り入れに入りますよ!

    <記入する必要のない借入れ>
    クレジットカードの一回払いのショッピング利用額
    住宅ローン
    ソーラーローン
    自動車ローン
    不動産担保ローン
    リバースモーゲージ

  5. 借入が多ければ返済してから申し込む

    年収に対して、カードローンなどの無担保借入が多すぎる場合、審査に通らない可能性が高くなります。
    但しこれには、担保があるローン「住宅ローン」「自動車ローン」は含まれません。

    例えば、カードローンなどで3社から150万円の借り入れがあるという人は、「半年間」少し頑張って返済をして、3社を1社に減らし、総借入額を100万以下に減らしてから、もう一度申し込みをしてみましょう。
    直近半年間の返済実績が問題なく、借入総額が減っている場合などは、審査に通る可能性が高くなることがあります。

    当たり前ですが、借り入れ額が少なければ少ないほど、審査に通る可能性が高くなります。

  6. 短期間に複数枚の申し込みをしない

    短期間に集中して複数のクレジットカードに申込むと、「借り逃げ」を疑われ、審査の評価が低くなってしまいます。
    一度に申し込むクレジットカードは2~3枚まで。
    それ以上申し込みたい場合は、半年以上時間を空けてからにしましょう。

    何故、「半年」かと申しますと。
    信用機関に記録される「クレジットカードの申し込み情報は6ヵ月」だからです。
    なのでその記録が消えてから、次のカードの申し込みをしましょう。

  7. 環境が変わった場合は、半年待ってから申し込む

    引越し、転職、独立・・・等。
    人生、いろいろな転機があると思います。
    ここで注意したいのは、クレジットカードを新規で作りたいのであれば、その転機の前にすること!

    もしも転機を迎えてしまった後であれば、それから「半年以上待ちましょう」。

    「安定している」「継続した収入がある」等の面で、このような状況は不利に働くため、「3C 」のキャパシティに引っかかってしまうのです。

  8. 暇な時の方が審査は通りやすい?

    クレジットカードの申込依頼というのは、時期によって大きく変動します。
    申込みが殺到する時期はどうしても審査担当は、「疑わしくは罰せよ」とばかりに審査NGを出すことが多いのです。

    冗談のような話ですが、少しでも審査を通る可能性を上げるためには、申込みの少ない時期に申込む方がよいとされています。

    <1日で見ると>
    午前中

    <1週間で見ると>
    火曜日
    水曜日
    木曜日の平日

    <1ヶ月で見ると>
    10日~20日の月中

    <1年間で見ると>
    5月~7月

    以上が、比較的クレジットカードの申込が少なくなる時期になります。
    審査通過の可能性が高めるための努力、少しでもしておくに限りません。

  9. 審査の甘いカードに申し込む

    1社のクレジットカード審査に落ちたからといって、他のカード会社の審査に落ちるとは限りません。
    比較的ハードルの低いクレジットカード会社というものも、存在します。

    一般的に、流通系、産業系クレジットカードは審査が緩いです。
    その理由は、これらのカードが生活者に密着したカードであり、そのターゲットの審査を厳しくしてしまうと、本来のクレジットカード会社の目的が達成出来ないという矛盾が生じてしまうからです。

    <比較的審査の緩いクレジットカード>
    ACマスターカード
    大本はアコムです。但し、アコムという名の記載はないので、持つのに気にならないカードですね。

    <流通系クレジットカード>
    エブリプラス(Every Plus)(三井住友VISAカード)
    セブンカード・プラス
    楽天カード
    イオンカード

  10. 新しく出来たクレジットカードに申し込む

    知名度の低いクレジットカードは、会員数を増やすために審査のハードルを低くしている可能性があります。
    但し、そのクレジットカードの本体が銀行や大手だったりする場合は、違ってきてしまいますが。

  11. 可能な場合は家族カードにしてみる

    半年も待っていられない、今すぐクレジットカードが欲しいという場合の手段として。
    自分自身が契約主体になることを諦めてしまうのです。
    家族カードであれば、審査はほとんどありませんし、親カードとほぼ同じスペックのクレジットカードを持つことが出来ます。
    但し、請求自体は契約している親カードの口座から引かれてしまうので、そのあたりの兼ね合いがうまくいくならば、これもまたひとつの手段ですね。

  12. どうしても無理なようなら5年間待つ

    万全を期しても、何をしても通らない・・・。
    信用機関に記録される遅延などの「事故情報」は、5年間保存されます。
    過去5年間に支払い情報などの重大な遅延があり審査に落ちた場合は、この5年間の履歴がクリアになるまで、ひたすら待つ必要が出てくる可能性があります。
    信用情報の照会をしてみるのもいいかもしれません。
    とにかく事故情報の原因になるような行為はしないことが懸命です。

以上、どうやったらクレジットカード審査に通るのかについて、いろいろと述べてきました。
ひとつひとつは些細なことかもしれませんが、何があなたの審査に引っかかるかわかりません。

クレジットカードとは、あなたとクレジットカード会社との「信用」の上に成り立つものだということを強く意識しましょう。
「真面目であること」「几帳面であること」。
真摯な姿勢で向き合うことが、クレジットカードを作る早道なのかもしれません。

クレジットカードを作れないとお悩みのあなた、ぜひ一度、この記事のコツを実践してみて下さい。
悩めるあなたのお役に立てるかもしれません!